こんにちは!
管理人のハルです!
今回は日本酒の分類について整理してみました!
暇つぶしにどうぞ!
日本酒は原料によって大きく2種類に分けられます。
醸造アルコールを11%以上使用したもの、添加物を加えたものは、
普通酒と呼ばれます。
醸造アルコールが10%以下、麹米の使用割合が15%以上のものは、
特定名称酒と呼ばれます。
特定名称酒は、
純米大吟醸酒、純米吟醸酒、特別純米酒、純米酒酒、大吟醸酒、吟醸酒、本醸造酒、特別本醸造酒の8種類に分けられます。
使用原料と精米歩合によって8種類に分けられています。
精米歩合とはどれだけ米を削った状態かを指します。例えば、精米歩合60%とは外側を40%削った状態となります。
削り具合により日本酒の風味が大きく変わってきます。
精米歩合の規定は、大吟醸酒は精米歩合が50%以下、吟醸酒は60%以下、本醸造酒は70%以下、純米酒は規定はありません。
ちなみに純米とはその名の通り、米と麹のみを使用して造られたものを指します。
特別純米酒や特別本醸造酒など、特別と名称がつくものに関してはその酒造で造られる他の日本酒と比べて特別な原料や製造方法で造られているものを指します。
特別とつける場合にはどこが特別なのかの説明表示が必要になります。
吟醸酒は精米歩合が60%以下の米を使用し、吟醸造りと呼ばれる手法で造られるお酒を指します。吟醸造りとは低温で長時間じっくり発酵させる方法です。しかし、明確な定義はないそうです。
日本酒は造りは機械化が進んでいる中、吟醸造りに関しては気温や湿度などの環境面や原料の状態によって臨機応変に対応しなければいけないため、手作業で造る蔵が多くあります。この吟醸造りにより、特徴的な吟醸香と呼ばれるフルーティーな香りが生成されます。
元々は鑑評会向けの『吟味して醸した酒』を意味していたそうです。
日本酒の辛口・甘口とはどのようなことなのでしょうか?
日本酒味わいは日本酒度・酸度・アミノ酸度で決まります。
日本酒度とは日本酒の水に対する比重のことを指します。水より軽ければプラス、重ければマイナスとなります。酒中の糖が多い場合は比重が重くなるため、マイナスとなり、甘口のお酒となることが多いそうです。この日本酒度とは日本酒時計というもので計測されます。
一般的に日本酒度が辛口や甘口をいった指標として使われていますが、日本酒度がプラスであっても辛口というわけではなく、上に書いた酸度やアミノ酸度などのバランスで決まります。
また、甘辛度という指標もあり、日本酒度と酸度を用いて計算されるそうです。プラスになればなるほど辛口、マイナスになればなるほど甘口とされています。
和らぎ水(やわらぎみず)とは日本酒の合間に飲む水のことをいいます。
ウイスキーなどでいうチェイサーを指します。
合間合間に水を飲むことで、体への負担を減らし、二日酔いを予防する効果があります。
飲酒の際にはぜひ試してみてください!
私も最近では意識して飲むようにしています。
日本酒の辛口・甘口・・・こんなに複雑だったんですね・・・。
簡単に書きましたが、実際はもっと奥が深いものでした・・・。
しかし色々と書きましたが、結局は味の好みは人それぞれです。
自分にあった好きなお酒を探すのが一番ですね!
私も最近日本酒を飲むようになってからは色んなものを試しています( ´∀` )(値段は安いやつ笑)
皆さま飲み過ぎには十分注意してお酒を楽しみましょう!!
和らぎ水を忘れずに!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
少しでも暇つぶしになれば幸いです。
ではまた!