こんにちは!
ハルです!
皆さんよく河川名の看板に、
【1級河川】や【2級河川】
の文字を見た経験はありませんか?
私も何気なく書いてるのを見て、『へぇ~、そうなんだ~。』
と思っただけでスルーしていました。
しかし考えてみると1級河川でも小さい川はあるし、2級河川でも大きな川もあります。
私はずっと川の大きさや長さの違いだと思っていました…。
私と同じように1級河川と2級河川の違いは大きさや長さと考えている人も多いのではないでしょうか?
実はそうじゃなかったんです!
今回はそんなスルーしがちな1級河川と2級河川の意味と違いについてまとめてみました。
暇つぶしにどうぞ!
1級河川と2級河川の違いは大きさや長さではなく、簡単にまとめると
1級河川・・・国土交通省に指定された河川
2級河川・・・都道府県知事に指定された河川
となっています。
主な違いはたったこれだけでした!
ちなみに1級河川と2級河川の基準は以下の通りです。
1級河川とは河川法上の川の1つになります。
河川法には、1級河川とは、
国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で政令で指定 したものに係る河川で国土交通大臣が指定したもの
河川法第4条第1項より
とされています。
1級河川に流れ込む水系全てをまとめて1級水系と呼びます。
つまりこの1級水系に係る川は原則として1級河川となります。
現在は全国で109もの水系が指定され、14062の川が1級河川となっています。
1級河川の管理や費用は主に国で行いますが、一部は都道府県の管理とされているものもあります。
ちなみに他県から独立している沖縄には1級河川は存在しないそうです。
2級河川とは、
前条第1項の政令で指定された水系(=一級水系)以外の水系で公共の利害に重要な関係があるものに係る都道府県知事していのもの
河川法第5条第1項より
とされています。
全国の2級水系では以下のものがあります。(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/二級水系
地元で有名な川でも意外と2級河川というものもあるかもしれませんね!
ちなみに1級河川は1万4062あるのに対し、
2級河川は7078が指定されています。
1級河川の半分ほどですね!
今回は1級河川と2級河川の違いについて簡単にまとめてみました。
1級河川は国土交通省に定められたもの
2級河川は都道府県知事に定められたもの
といった違いが分かりました。
国で定められた重要な川かそれ以外の都道府県が定めた重要とされる川かの違いですね。
子供に聞かれたらどう答えよう…。
今後も日頃気になった疑問を少しずつ解決していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございまいた。
それではまた!