こんにちは!
管理人のハルです!
皆さんはおにぎりとおむすびの名前の違いを知っていますか?
今回はその違いについて調べてみました。
日頃のちょっとしたネタにどうぞ!
おにぎりとおむすびの呼び名の違いの1つとして形があります。
形による名称は諸説あります。
三角形がおむすびで形を問わないのが、おにぎりという説もあり、その逆もあります。
つまり、正確には分かっていません。
しかし、前述した三角形がおむすびで形を問わないのが、おにぎりという説が濃厚なようです。
昔の人は山を神格化しており、神の力を授かるために三角形に米を握り、おむすびを作ったと言われています。
昔ばなしのおむすびころりんもに出てくるおむすびも三角形ですね。
あくまでおにぎりとおむすびの違いの説の1つですので、ちょっとした参考までに。
形の他におにぎりとおむすびの違いの1つとして地域による呼び名の違いがあります。
通説では東日本が『おむすび』、西日本が『おにぎり』と言われています。
しかし、平成25年におにぎりとおむすびの呼び名の全国調査をしたところ、
おにぎりが89%、おむすびが約10%という結果となり、
中でも中国地方の広島県と山口県はおむすびと呼ぶことが多いことが分かったそうです。
皆さんの周りではどうでしょうか?
おにぎり(おむすび)の歴史は意外と古く、
能登半島にある杉谷チャノバタケ遺跡にて、
おにぎりと思われる炭化した米粒の塊が出土しました。
この遺跡は弥生時代中期の約2000年前のものとなっており、
このことからおにぎりもこの頃から存在したと考えられています。
発掘されたおにぎりは最古のおにぎりとされていますが、その後の研究にて今のおにぎりとは異なり、
蒸した後に焼かれたものであり、粽(ちまき)に近いものということが分かったそうです。
実際に書物にておにぎりが登場したのは奈良時代初期に書かれた、常陸国風土記に登場します。
そこには、握飯(にぎりいい)という記録が残されていたようです。
その後、江戸時代に入ると、現代のようにおにぎりに海苔を巻くようになったとされています。
これは江戸時代に海苔の養殖が盛んに行われたことや、海苔を巻くことで手に米粒がつかない、栄養もあることからどんどん普及していったといわれています。
また、おにぎりは戦の際は携行食としても重宝されていました。
戦時中の旧日本軍も米麦で作ったおにぎりを携行食として採用していました。
しかし、おにぎりは水分を多く含むため、湿気の多い熱帯地域では腐敗してしまい、寒い地域での戦いでは凍ってしまうなどの難点があったようです。そのため、乾パンなどの携行食が開発され、おにぎりに代わって採用されていきました。
今ではおにぎりといえばコンビニやスーパーマーケットでも手軽に入りますね。
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毎年6月18日はおにぎりの日とされています。
この由来はすでに前述しました、最古のおにぎりが関係しています。
最古のおにぎりが発見された、能登半島の旧鹿西村(現中能登町)の鹿西(ろくせい)の6と、
毎月の米食の日である18日を合わせ、
6月18日を『おにぎりの日』
として制定しました。
毎月18日の米食の日は米という感じが十と八に分解できることからきています。
米寿と同じような由来となっていますね。
6月18日のおにぎりの日の他におむすびの日も制定されています。
おむすびの日は11月18日
こちらは最古のおにぎりが発見された11月と毎月の米食の日である18日をかけ合わせて制定されました。
おむすびの日は中能登町(旧鹿西町)の合併10周年に合わせて作られました。
おにぎりの日、おむすびの日ともに日本記念日協会に認定されています。
今回はおにぎりとおむすびの違いをテーマに記事を書きました。
明確な違いは決まっていませんが、話のタネとして参考になれば幸いです。
おにぎりは中に入れる具材によって様々な楽しみ方が出来ます。
まさに可能性は無限大!!
子供達と一緒に作れるのもいいですよね。
是非皆さんも改めて楽しんでみてください!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた!