日本酒を飲み始めると、
など、聞き慣れない言葉を見かけることがありますよね。
日本酒は歴史が長い分、独特な用語も多く、
「違いがよくわからない…」
という人も少なくありません。
ですが意味を知ると、
がわかるようになり、日本酒がさらに面白くなります。
この記事では、日本酒好きなら知っておきたい用語を初心者向けにわかりやすく解説していきます。
あらばしりとは、
醪(もろみ)を搾った時に最初に出てくる日本酒
つまり、搾り始めのフレッシュな日本酒のことです。
圧力をかけず、醪自体の重さだけで自然に流れ出てくる部分を指します。
という特徴があります。
「荒走り」という名前の通り、若いエネルギーを感じる味わいです。
希少性も高い
あらばしりは少量しか取れません。
さらに、
「どこまでをあらばしりとするか」
に明確なルールはなく、酒蔵ごとに判断されています。
そのため限定酒として人気になることも多いです。
中取りとは、
あらばしりの次に取れる部分
を指します。
「中汲み(なかぐみ)」や「中垂れ(なかだれ)」と呼ばれることもあります。
日本酒の“美味しい真ん中”
中取りは、
が非常に良いと言われています。
そのため、高級日本酒で「中取り」をアピールしている商品も多いです。
日本酒好きの間では人気の高い部分ですね。
ひやおろしは、
春に仕込み、夏を越して秋に出荷される日本酒
です。
一度火入れを行い、夏の間じっくり熟成させます。
夏を越えることで、
という特徴があります。
秋の味覚とも非常に相性が良く、
「秋の日本酒」
として人気があります。
出荷時に再度火入れせず、
「冷えたまま卸す」
ことから、
冷や卸し(ひやおろし)
と呼ばれるようになったと言われています。
樽酒とは、
杉樽で貯蔵し、木の香りをつけた日本酒
のことです。
現在は、
などで使われることが多く、
「祝い酒」
のイメージがあります。
ですが昔は、日本酒は樽で保存するのが普通でした。
つまり当時は、
ごく一般的な日本酒
だったんですね。
にごり酒とは、
白く濁っている日本酒
のことです。
通常の日本酒より粗い布で濾すため、
などが一部残り、白く濁ります。
にごり酒の特徴
を感じやすいです。
最近は炭酸感のある「微発泡にごり酒」も人気があります。
生一本とは、
1つの酒蔵だけで造られた純米酒
を指します。
「純粋で混じりけがない」
という意味があります。
実は歴史ある言葉
江戸時代、有名な灘や伊丹の酒には偽物も多く出回っていました。
そこで、
「本物の酒」
を示すために使われたのが生一本です。
今でも少し“通っぽい言葉”として人気があります。
古酒とは、
長期間熟成させた日本酒
のことです。
一般的には1年以上熟成したものを指すことが多いですが、明確なルールはありません。
熟成によって、
などが出ることがあります。
ウイスキーや紹興酒のような雰囲気を感じることもあります。
中には10年以上熟成するものもあります。
通常の日本酒は、出荷前に水を加えてアルコール度数を調整します。
一方、原酒は、
加水を行っていない日本酒
です。
という特徴があります。
ロックで楽しむ人も多いですね。
生酒とは、
一度も火入れ(加熱処理)をしていない日本酒
です。
酵素や微生物が生きているため、
な味わいになります。
生酒は非常にデリケートです。
そのため、
要冷蔵
となります。
夏場は特に温度管理が重要です。
ここは初心者が混乱しやすいポイントです。
| 種類 | 意味 |
| 原酒 | 加水していない |
| 生酒 | 火入れしていない |
つまり全く別の意味です。
さらに、
「加水もしない+火入れもしない」
日本酒は、
生原酒
と呼ばれます。
かなり濃厚でフレッシュな味わいになるため、日本酒好きから人気があります。
精米歩合
米をどれだけ削ったかを示す数値。
日本酒度
甘口・辛口の目安。
日本酒度とは?甘口・辛口の見分け方を初心者向けにわかりやすく解説【保存版】
吟醸香
リンゴやバナナのようなフルーティーな香り。
火入れ
加熱殺菌処理のこと。
無濾過
濾過を最低限にした日本酒。
個性が強く出やすいです。
日本酒には、
など、独特な用語がたくさんあります。
ですが意味を知ると、
「どういう味なのか」
が想像しやすくなります。
酒屋や居酒屋でラベルを見るのも、かなり楽しくなりますよ!
日本酒は知れば知るほど奥深い世界です。
ぜひ自分好みの一本を探してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!