ウイスキーにはさまざまな種類がありますが、中でも有名なのが「世界5大ウイスキー」です。
世界5大ウイスキーとは、
の5つを指します。
それぞれ原料や製法、味わいに違いがあり、同じウイスキーでも個性は大きく異なります。
この記事では、世界5大ウイスキーの特徴や歴史、代表銘柄まで初心者向けにわかりやすく解説していきます。
スコッチウイスキーは、その名の通りスコットランドで造られるウイスキーです。
世界的な知名度も非常に高く、「ウイスキーといえばスコッチ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
スコッチウイスキーはイギリスの法律で厳格に定義されており、主な条件は以下の通りです。
厳しいルールがあるからこそ、スコッチ特有の品質が守られているんですね。
スコッチは大きく分けると、
の2種類に分類されます。
モルト(大麦麦芽)のみを使用し、単式蒸留器で造られるウイスキーです。
香りや個性が強く、「ラウドスピリッツ」と呼ばれることもあります。
トウモロコシや小麦などを原料にしたウイスキーです。
比較的軽やかで飲みやすく、「サイレントスピリッツ」とも呼ばれています。
さらにスコッチは、製法によって以下の5種類に分かれます。
モルトとグレーンをブレンドしたもの
複数蒸留所のモルトをブレンドしたもの
複数蒸留所のグレーンをブレンドしたもの
単一蒸留所で造られたモルトウイスキー
単一蒸留所で造られたグレーンウイスキー
現在流通しているスコッチの約9割は、ブレンデッドウイスキーだと言われています。
代表的な銘柄には、
などがあります。
アイリッシュウイスキーは、アイルランドで造られるウイスキーです。
スコッチと並ぶほど歴史が古く、1172年頃には蒸留酒に関する記録が残っていると言われています。
17世紀には蒸留所が作られ、本格的なウイスキー造りが行われていました。
ちなみに当時の日本は、ちょうど関ヶ原の戦い前後の時代です。
アイリッシュウイスキーは、比較的クセが少なく、なめらかな飲み口が特徴です。
初心者でも飲みやすく、ハイボールにもよく合います。
などが有名です。
カナディアンウイスキーは、17世紀後半にビール醸造所へ蒸留設備が導入されたことから始まったと言われています。
特に有名になったのは、アメリカの禁酒法時代です。
当時、カナダからアメリカへ大量のウイスキーが流通し、現在でも生産量の多くがアメリカで消費されています。
カナディアンウイスキーはクセが少なく、軽やかな味わいが特徴です。
スコッチよりも飲みやすく、初心者向けとして人気があります。
ライ麦や麦芽を使用した香り豊かなウイスキー
トウモロコシ主体の軽やかなウイスキー
上記2種類をブレンドしたもの
アメリカンウイスキーは、アメリカで製造されるウイスキーの総称です。
主な種類として、
17世紀半ば頃から蒸留酒造りが始まり、18世紀後半には広く普及しました。
バーボンは、原料の51%以上にトウモロコシを使用したウイスキーです。
さらに、
などの条件があります。
甘みのある香ばしい風味が特徴で、日本でも人気があります。
ライ麦を51%以上使用したウイスキーです。
スパイシーでキレのある味わいが特徴です。
原料の80%以上にトウモロコシを使用したウイスキーです。
比較的甘みが強く、やわらかな味わいになります。
日本にウイスキーが伝わったのは、1853年の黒船来航がきっかけとされています。
当時、ペリー艦隊との交渉にあたった人物たちがウイスキーを口にしたという記録も残っています。
その後、日本で本格的なウイスキー製造が始まったのは1923年。
サントリー創業者の鳥井信治郎が山崎蒸留所を建設し、本場スコットランドで学んだ竹鶴政孝を迎え入れました。
1929年には、国産第1号となる
「サントリーウイスキー白札」
が発売されます。
当初は日本人の口に合わず苦戦しましたが、戦後の洋食文化の広がりとともにウイスキーも普及していきました。
ジャパニーズウイスキーは、スコッチの影響を受けながらも、日本人向けに繊細でバランスの良い味わいへ進化していったのが特徴です。
近年では世界的評価も高く、入手困難な銘柄も増えています。
世界5大ウイスキーは、同じウイスキーでも国によって大きく個性が異なります。
まずは気になる種類から飲み比べてみると、ウイスキーの面白さがさらに広がります。
自分好みの1本を探してみるのも楽しいですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!
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