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【体のこと】休肝日は意味がある?|肝臓の働きとお酒好きが知っておきたい肝機能の話

「休肝日は週に1日必要」

「2日連続じゃないと意味がない」

お酒好きなら一度は聞いたことがある話ではないでしょうか。

私自身、お酒が好きなので、

「休肝日って本当に意味があるの?」

と思ったことがあります。

そこで今回は、

  • 肝臓の働き
  • 肝機能が低下するとどうなるのか
  • 休肝日は本当に必要なのか
  • 適正飲酒量の目安

について、わかりやすく解説していきます。



肝臓はどんな臓器?

肝臓はお腹の右上にある、人間の体で最も大きな臓器です。

重さは約1~1.5kgほどあり、体重の約50分の1を占めています。

また、

「沈黙の臓器」

とも呼ばれています。

これは肝機能が低下しても自覚症状が出にくく、病気が進行して初めて異常に気付くことが多いためです。

肝臓の主な働きは3つ

① 栄養をエネルギーに変える「代謝」

食事から摂取した栄養は肝臓に運ばれます。

そこで、

  • 糖質
  • 脂質
  • タンパク質

などが体に必要な形へ変換されます。

例えばブドウ糖はグリコーゲンとして蓄えられ、必要な時にエネルギーとして利用されます。

② アルコールや有害物質の「解毒」

お酒好きにとって最も身近な働きです。

肝臓は、

  • アルコール
  • ニコチン
  • 老廃物

などを分解し、体外へ排出しやすい形に変えています。

しかし大量の飲酒が続くと、

肝臓の処理能力を超えてしまう

ことがあります。

すると脂肪肝やアルコール性肝障害のリスクが高まります。

③ 胆汁を作る

胆汁は脂肪の消化吸収を助ける消化液です。

またコレステロールの排出にも関わっています。

肝機能が低下すると胆汁の流れが悪くなり、

  • 黄疸
  • 白目が黄色くなる

などの症状が現れることもあります。



肝機能が低下するとどうなる?

肝臓は多少ダメージを受けても働き続けます。

そのため異常に気付きにくいのが特徴です。

代表的な病気としては、

  • 脂肪肝
  • 肝炎
  • 肝硬変
  • 肝がん

などがあります。

脂肪肝

過度な飲酒や食べ過ぎによって肝臓に脂肪が蓄積した状態です。

近年はアルコールを飲まない人でも増えていると言われています。

肝炎

肝臓が炎症を起こした状態です。

6か月未満で改善するものを急性肝炎、

6か月以上続くものを慢性肝炎と呼びます。

肝硬変

慢性的な炎症によって肝臓が硬くなった状態です。

肝硬変まで進行すると元の状態に戻すことは難しいとされています。

休肝日は本当に意味があるの?

ここが一番気になるポイントですよね。

厚生労働省などでは、

「週に1日以上の休肝日」

を設けることが推奨されています。

休肝日の本当の目的

実は、

「休肝日を作れば肝臓が完全に回復する」

と証明されているわけではありません。

ではなぜ推奨されるのでしょうか。

その理由の一つが、

アルコール依存症の予防

です。

飲まない日を作れるかが重要

アルコール依存症になると、

「今日は飲まない」

こと自体が苦痛になります。

そのため休肝日は、

自分の飲酒習慣を見直す目安にもなるのです。

本当に大事なのは総飲酒量

実は休肝日以上に重要なのが、

飲酒量そのもの

です。

例えば、

週に1日休肝日を設けても、

残り6日間で大量飲酒していては意味がありません。

肝臓への負担は総アルコール量で大きく変わります。

適正飲酒量の目安

厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」は、

純アルコール約20g/日

とされています。

目安にすると、

お酒
ビール 500ml
日本酒 1合(180ml)
ウイスキー ダブル1杯(60ml)
焼酎25度 100ml
ワイン 200ml
7%チューハイ 350ml缶1本

程度です。

ちなみに、

純アルコール40g以上

になると生活習慣病リスクが高まると言われています。



お酒好きだからこそ肝臓を大切に

お酒は人生を豊かにしてくれる楽しみの一つです。

だからこそ、

「長く美味しく飲み続ける」

ことが大切です。

休肝日を作ることも大事ですが、

それ以上に、

  • 飲み過ぎない
  • 定期的に健康診断を受ける
  • 肝機能の数値を確認する

ことが重要になります。

まとめ|休肝日は肝臓のためだけではない

休肝日は、

単に肝臓を休ませる日ではありません。

  • 飲酒習慣を見直す
  • アルコール依存症を予防する
  • 健康状態を確認する

という意味もあります。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるだけに、異常が出た時には病気が進行していることも少なくありません。

お酒好きだからこそ、肝臓と上手に付き合いながら長く晩酌を楽しみたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!



halkana0910