【百薬の長】お酒は百薬の長って本当?その由来は?




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こんにちは!

管理人のハルです!

皆さんは『酒は百薬の長』ということわざを知っていますか?

なぜお酒が百薬の長と呼ばれるようになったのか?

その由来を調べてみました。

ちょっとした話のネタにどうぞ!!

酒は百薬の長とは?

酒は百薬の長ということわざは、

『適量の酒はどんな良薬よりも効果がある』

という意味をもつことわざとなっています。

このことわざの語源は中国の歴史書である『漢書』にあります。

漢書の中に『酒百薬之長』という記述が残されています。

昔、国の政策の一環でお酒を広める際に使われたものと伝えられています。

そしてこれが酒は百薬の長の語源となっています。

また、兼好法師が書いた、かの有名な徒然草の中にも酒は百薬の長ということわざが登場します。

そこには『百薬の長とはいへど、万の病は酒こそよりこそ起これ』と書かれており、

百薬の長を否定するようなことが書かれています。

お酒は体にとって薬にも毒にもなり得るということですね!

肝に銘じておきましょう!

適量のお酒は緊張をほぐす?

酒は百薬の長ということわざの解釈で間違ってはいけないのが、

適量のお酒は体にいい影響がある(かも)ということです。

適量のお酒は精神的な緊張をほぐし、気分を良くする効果があります。

適量のアルコールは理性を保つ、大脳新皮質の働きを抑制し、食欲や感情などの本能的な部分を司る大脳の部分を活性化させます。結果的に元気が出たり、活発になります。

また、ビールのホップの香りやウイスキー・ワインの香りにもリラックス効果があります。

他にもワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、血管を若返らせるなど、

体にいい影響もあります。

しかし何度も言いますが、あくまで適量のお酒の話です。

お酒の飲み過ぎによる体への悪影響・病気の誘発の可能性も多くあります。

くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう!

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毎日の適量のお酒は寿命を延ばす?Jカーブ効果とは?

1981年にイギリスのマーモット博士の調査にて『Jカーブ』という考え方を発表しました。

厚生労働省のe-ヘルスネットにも載っています↓↓↓参考にしてみてください。

飲酒とJカーブ

毎日お酒を飲む人と全く飲まない人の死亡率を調査したものになります。

調査によると、毎日飲酒をする人は心筋梗塞などの死亡率が低い傾向にありました。

しかし、多量の飲酒や依存症の人は冠動脈疾患による死亡率が極端に高くなっていたそうです。

つまり、適量の飲酒は心疾患などによる死亡率を下がる可能性もあります。

そして多量の飲酒は死亡率を上げてしまう可能性も示唆されています。

ただ、注意していただきたいのは、お酒を飲まない(飲めない人)にお酒を推奨するということではありません!

あくまで毎日お酒を飲む人は適量の飲酒を心掛けましょう!!

酒は百薬の長、されど万病の元

という言葉を忘れずにしましょう!

適量のお酒とはどのくらい?

厚生労働省の国民の健康作り推進運動である『健康日本21』によると、

適量のお酒は1日あたり純アルコールで20gが推奨されています。

純アルコール20gはどのくらいかというと、

純アルコール20g目安
ビール 約500ml
ウイスキー 約60ml(ダブル)
日本酒 約180ml(1合)
焼酎 約100ml
ワイン 約200ml

となっています。

純アルコール量の計算式は以下のようになっています。

お酒の量(ml)×アルコール度数/100×0.8=純アルコール量(g)

となっています。

500ml、アルコール量5%で計算すると、

500×5/100(0.05)×0.8=20となります。

気になる方は是非計算してみてくださいね!




 

世界のお酒にまつわることわざ

世界各国のお酒にまつわることわざを紹介します。

ドイツ

『ビール1本と塩漬けキャベツは医者から金貨を奪い取る』

『朝、昼、晩、夜!汝はビールを飲むべし然らずんば軽蔑されん』

フランス

『ぶどう畑と美人には手がかかる』

『肉は体を作り、パンは腹を満たし、ワインは踊りを踊らせる』

『可愛げのない美人は劣化したワインのようなものだ』

イタリア

『ワインの中に真実あり』

『ワインあるところに沈黙なし』

世界各国でこのようなお酒にまつわることわざは多数存在しています。

様々な名言(迷言?)がありますので、探してみるのも面白いですよ!

おわりに

今回は酒と健康をテーマに書きました。

酒は百薬の長されど万病の元

このことわざを肝に銘じながら飲酒ライフを楽しみたいと思います。

体を壊してからでは元も子もないですからね。

お酒はほどほどに。。。

最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた!!