【体のこと】プリン体の正体とは?痛風との関係は?




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こんにちは!

管理人のハルです!

皆さんはよく耳にするプリン体の身体への影響はご存じですか?

一般的にはプリン体=痛風になるといったイメージが強いかと思います。

今回はプリン体が実際身体へどのような影響を及ぼすのか調べてみました。

ちょっとした雑学にどうぞ!

 

プリン体とは?

プリン体とは、細胞の中の核酸中に含まれる物質となります。

核酸とは、DNAの核となっているものです。

つまり生命には欠かせないものとなります。

そのためプリン体は細胞数の多いものや、細胞分裂が盛んなものに多く含まれます。

特に肉や魚などの動物性食品に多く含まれ、『旨味成分』となっています。

一般的には食物からプリン体を摂取している印象がありますが、

実はそのほとんどは体内で生成されています。

プリン体は代謝されると痛風の元である尿酸となり、体外へ排出されます。

身体の中で尿酸が溜まりすぎると高尿酸血症となり、関節に炎症が起きやすくなってしまいます。

これが痛風と呼ばれるものとなります。

 

ビールにはプリン体が多い??

よくビールでプリン体ゼロといった商品も多く見かけます。

お酒をたくさん飲む⇒プリン体を多くとる⇒痛風といったイメージが強いのではないでしょうか?

実際には、ビールなどに含まれるプリン体は肉や魚と比較するとずっと少なく、特に焼酎等の蒸留酒は100mlあたり1㎎以下となっています。

100g(ml)あたりのプリン体含有量(g)
食品 プリン体含有量 食品 プリン体含有量
鶏肉(レバー) 312.2g 鶏肉(もも) 122.9g
豚肉(レバー) 284.8g 豚バラ 75.8g
牛肉(レバー) 219.8g 牛バラ 77.4g
カツオ 211.4g ビール 5~7g
サンマ 208.8g 日本酒 1.5g
マグロ 157.4g 焼酎 0g
イワシ 210.4g ウイスキー 0.1g
白米 25.9g ワイン(赤・白) 1.6g

となっています。肉や魚に多く含まれていますね!

あくまで目安ですので、参考までに!!

 

痛風とは?

プリン体の代謝異常がもたらす疾患として最も有名なもので痛風があります。

前述しましたが、痛風とは高尿酸血症となると発症します。

体内のプリン体の代謝に異常が起き、尿酸塩が関節軟骨などに沈着し、関節に炎症を起こします。

痛風は男性に多く、全身の関節に症状はでますが、特に足の親指に好発します。

名前の由来としては諸説ありますが、一説として風が吹いても痛いといったことから来ている説もあります。

飲酒=痛風!?

お酒をたくさん飲めば痛風になるというイメージが強いかと思います。

しかし、実際にはプリン体が多く含まれているわけではありません。

なのになぜこのようなイメージが強いのでしょうか?

実は物自体にプリン体自体は少ないですが、アルコールは体内で尿酸の生成促進・体外への排出を阻害する作用があるからです。

そのため、飲酒=痛風といったイメージがついたのだと思われます。

また、アルコールは食欲を増進させる作用もありますので、飲酒とともにプリン体を多く含むものを摂取することで体内の尿酸値が高まり、痛風の原因ともなり得ます。

 

痛風を予防する4つのこと。

痛風を予防するには以下の4つを実践しましょう!

①プリン体が多く含まれているものを知り、摂りすぎない。

②有酸素運動をする。

③お酒を控える。(休肝日を作る)

④ストレスを溜めない。

また、肥満も痛風の原因となり得ますので、適度な運動と食事で肥満も予防し行くことが大切となります。

是非この4つを意識して実践してみてくださいね!

おわりに

今回はプリン体と痛風について調べてみました。

私自身もほぼ毎日飲酒するので気を付けていきたいと思います。

皆様もぜひ参考にしてみてくださいね!!

最後までお読みいただきありがとうございました!!

それではまた!!