【知ればもっと旨くなる】日本酒にまつわる奥深い雑学5選




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​最近、海外でも「SAKE」として大人気の日本酒。刺身や和食のお供に最高ですが、その歴史や造りの裏側には、意外と知られていない面白いエピソードが満載です。
​今回は、日本酒を飲む時間がもっと楽しくなる**「日本酒の雑学」**をお届けします!

1. 日本酒に「賞味期限」はない!?


​驚かれることが多いのですが、実は日本酒のラベルには「賞味期限」が記載されていません。
​なぜ?: アルコール度数が高いため、細菌が繁殖しにくく、腐敗しにくいからです。
​記載されているのは?: 「製造年月(ボトル詰めされた日)」です。
​ただし、**「美味しく飲める期間」**はあります。生酒なら数ヶ月、火入れされたお酒なら1年程度を目安に飲み切るのが、蔵元が意図した味を楽しむコツですよ!

2. 徳利(とっくり)の注ぎ口「逆さ注ぎ」の噂


​徳利で注ぐ際、注ぎ口(尖っている部分)を上にして注ぐのがマナーという説を聞いたことはありませんか?
​これには「注ぎ口は『縁の切れ目』を連想させるから避ける」や、かつて暗殺が横行した時代に「注ぎ口に毒を塗られたから、それを避けて注いだ」といった諸説があります。
​現代ではあまり気にしすぎる必要はありませんが、**「宝珠(ほうじゅ)」**の形を模した丸い部分から注ぐ所作は、見た目にも美しく、粋な振る舞いとされています。

3. 「三増酒(さんぞうしゅ)」という歴史の名残


​昔の日本酒には、お米を節約するために醸造アルコールや糖類を加えて量を3倍に増やした「三倍増醸清酒」というものがありました。

背景: 戦後の米不足の中で、多くの人に日本酒を届けるための知恵でした。

現在: 今では技術が向上し、純粋にお米の旨味を楽しむ「純米酒」や、高品質な「特定名称酒」が主流。

歴史を知ると、今飲んでいるお酒の質の高さがよりありがたく感じられます。

4. 杉玉(すぎだま)の色が変わると「飲み頃」のサイン

​造り酒屋の軒先に吊るされている、大きな緑色の玉。あれは**「杉玉(または酒林)」**と呼ばれます。

​緑色: 新酒ができたてのサイン(冬〜春)
​茶色: お酒が熟成して飲み頃になったサイン(秋ごろ)

​茶色くなった杉玉は、夏を越して味が乗った**「ひやおろし」**の登場を教えてくれる、天然の看板なんです。

5. 日本酒のカロリーは「太りやすい」は誤解?


​「日本酒は糖質が多いから太る」と思われがちですが、実は他のお酒と比べても極端に高いわけではありません。
日本酒は「おつまみ」が美味しく進んでしまうため、食べ過ぎてしまうことが太る原因の多くだと言われています。お酒と一緒に同量の水(和らぎ水)を飲むことで、飲み過ぎと食べ過ぎを防げますよ!

まとめ

​日本酒の裏側にあるストーリーを知ると、ラベルの読み方や酒屋さんの見え方も変わってくるはず。今夜は、お気に入りの一本をゆっくりと「和らぎ水」と一緒に味わってみてはいかがでしょうか?