【雑学】干支って何?その由来とは?
こんにちは!
ハルです。
来年は丑年ですね!!
今回はそんな干支の由来について調べてみました。
少しの暇つぶしにどうぞ!!
干支(えと)の由来
干支(えと)の起源は中国から始まりました。
日本に伝わったのは飛鳥時代と言われています。
日本で干支とは十二支のこととを指します。
十二支とはご存じの通り、
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)
を指します。
なぜこの12匹の動物(?)が選ばれたのか…。
諸説あり、定かにはなっていないようです。
元々古代の中国では年月を表すのに干支は使用されていました。
後漢時代になると、1日(24時間)を十二支に分け、そこに現在の十二獣を当てはめたと言われています。
実際には秦の時代にもあったようですが、文献で発見されたのが後漢時代になります。
干支は本来は十二支のみではない!?
本来【干支】とは十二支のことだけを指すのではなく、十干(じっかん)と十二支の組み合わせのことを指すものとなっています。
十干とは、
甲(こう・きのえ)・乙(おつ・きのと)・丙(へい・ひのえ)・丁(てい・ひのと)・戊(ぼ・つちのえ)・己(き・つちのと)・庚(こう・かのえ)・辛(しん・かのと)・壬(じん・みずのえ)・癸(き・みずのと)
のことを指します。
十二支との組み合わせで、甲子(きのえね)・乙丑(きのとうし)・丙寅(ひのとら)・・・などと順番に十干と十二支が組み合わさり、全部で60番目まであります。
ちなみに来年の2021年は【辛丑】(かのとうし)となります。
前回は1961年(昭和36年)なので、実に60年ぶりに巡ってきたとなると感慨深いものがありますね。
丙午(ひのえうま)や五黄の寅とは?
丙午(ひのえうま)は聞いたことがある方が多いかと思います。
私も名称だけは聞いたことがありますが、実際どのような意味があるのかは分かりませんでした。
調べてみたところ、
『丙午(ひのえうま)年の生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める』
といった迷信がありました。
これは江戸時代に丙午の年は火災が多く、同じく江戸時代に恋人に会いたい一心から放火事件を起こし、処刑された八百屋お七という人物が丙午年の生まれだったことから女性の結婚への迷信に変化していってしまったことが由来としてあるようです。
江戸時代は数え年で年齢を数えていたこともあり、実際の年齢は違ったのではないと言われています。
全く持って根拠のない迷信ですが、丙午は出生率が下がるなどの影響がありました。
そのため、迷信のせいで嫌がらせなどの被害を受けた方々からの相談が多く、群馬県や山形県ではひのえうま追放運動を行った地域もあるようです。
根拠のない迷信に振り回されたくはないですね。
もう1つ良く聞くのが、
五黄の寅(ごおうのとら)
十干とも関係ないような気もしますが…。
こちらも調べてみたところ、
五黄の寅とは九星と十二支を組み合わせてものになるようです。
九星とは、古代の中国で生まれた占いになります。
一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星
に分かれます。
つまり五黄の寅とは、五黄土星と寅年が重なる年のことを指します。
五黄土星生まれの人は、周囲を圧倒するパワーがあり、強運の持ち主とされています。
寅年生まれの性格は、正義感がが強く、負けず嫌いでチャレンジが精神が豊富、逆境に強いといわれています。
五黄の寅とはこの2つが合わさるため、最強クラスの運勢の持ち主とも言えるそうです!!
また五黄の寅生まれの女性は気が強いから嫁に向かないといったいわれもあるようですが、
あまりにも強運すぎることが原因なのかもしれません。
しかしながら、パートナーとしては非常に心強い存在となりそうです!!
おわりに
今回は干支について簡単に調べてみました。
最後のほうは少し脱線してしまいましたが…(笑)
自分の干支や九星を絡めた運勢などを調べてみるのも面白いかもしれませんね!
しかし、信じすぎることは禁物です。
自分自身の力を信じましょう!!!!
最後までお読み頂きありがとうございました。
それではまた!!