ビールの起源~ヨーロッパ編~
こんにちは!
管理人のはるです!
前回はエジプト文明のビール文化を中心に紹介しました。
↓↓↓エジプトのビールについてはこちら
ビールがピラミッドを作った!?ビールの歴史を調べてみました。
今回はヨーロッパのビールの歴史について触れていきたいと思います。
ヨーロッパはワインやウイスキーのイメージも強いですね!
その中でもビールのイメージが強いのはオクトーバーフェストでも有名なドイツですね!
では、ヨーロッパでビールはどのように広まっていったのでしょうか?
そんなヨーロッパビールの歴史について調べてみました!
酒の肴にどうぞ!
ビールセット ビールギフト 送料無料 世界のビール飲み比べ 10本セット【70弾】瓶 詰め合わせ 輸入 海外ビールプレゼント 地ビール 贈り物 贈答用 長S
ヨーロッパビールの歴史
ヨーロッパでのビールの最古の記録に関しては、
北ヨーロッパにて紀元前1800年頃にビールが作られていた記録が残っています。
紀元前1800年頃となるとエジプトに伝わった少し後になるでしょうか?
その頃からヨーロッパでビールが作られ始めましたが、最初から人気だったわけではないようです。
中世ヨーロッパでビールは不評だった!?
中世ヨーロッパ、ギリシャやローマではビールよりもワインが主流でした。
理由としては気候の関係で麦類よりもブドウの発育が良かったことに起因するそうです。
また、ビールはギリシャ・ローマに征服された民族が主に飲んでいたため、下等・野蛮な飲み物として扱われていたようです。
確かに私の個人的なイメージですが、ワインは貴族の飲み物、ビールは大衆的な飲み物という印象があります・・・。
そういった印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
古代ゲルマン人のビール
紀元前600年頃より古代ゲルマン人によってビールは更なる進化を遂げます。
ゲルマン民族は今のドイツ北部・デンマーク、スカンジナビア半島南部に住んでいた民族です。
このゲルマン民族がそれまでパンを主流に作っていた方法とは異なり、小麦や大麦からパンを経由せずに鍋で煮て麦汁を作り、野生の酵母を使用して自然発酵させてビールを製造していたようです。
少しずつ現代のビール製造に近づいてきていますね!!
しかしながら、古代ゲルマン人が元々生活していた地域の自然環境は厳しかったようで、特に冬の寒さが堪えたそうです。
そのため、生活の中でアルコールは大変重宝されました。
飲んで体を温めていたのでしょうか?寒さが大の苦手な私には気持ちはよーーくわかります(笑)
その後、紀元前500~400年頃からゲルマン人のヨーロッパへの大規模な移住が始まります。
ゲルマン民族の大移動は有名ですね!
ゲルマン人によってビールはヨーロッパに普及していきました。
ちなみにその頃、労働は女性がメインであり、男性は狩猟か戦争でしか働かなかったようです。
ビール作りも女性が主に作っていました。
当時はビールを作る大鍋は大変貴重なものとされ、結婚祝いや嫁入り道具として扱われていたともされています。
しかしビール用の大鍋が嫁入り道具とは・・・それだけビール作りは重要な位置付けとされていたというのが想像できますね。
【フランク王国】カール大帝とビール
それから時代は流れ、ゲルマン民族の大移動が収束し定住化が進む中、5世紀頃、ヨーロッパにあったフランク王国がありました。
そこにはカール大帝という人物がいました。
このカール大帝というお人、「ヨーロッパの父」とも呼ばれ、ヨーロッパにビールだけではなく、ワインも普及させた人物として知られています。
カール大帝は荘園令を出し、その中でビール醸造所を設置するようにも命じています。
そのためビールが盛んに作られるようになったようです。
その影響で醸造所も増えたため、結果的にヨーロッパ内でのビールの地位向上に繋がりました。
ちなみにこのカール大帝というお方はとトランプのハートのキングのモデルにもなっています!
まとめ
〇中世ヨーロッパではワインが主流でビールは好まれていなかった。
〇古代ゲルマン人がビール醸造を進化させた。
〇フランク王国のカール大帝がビールの地位向上に貢献した。
おわりに
ここ連日暑い日が続いてますね。皆様熱中症にはお気を付けください!
暑い日が続くとついつい帰りにビールを買ってしまいます…。
働いた後に飲むビールは本当に美味しいですよね!!
お酒を飲みながら見る少しの暇つぶしになれば幸いです!
そして新たな情報が分かれば随時記事を更新していく予定です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた!