梅酒は作っても大丈夫!?どぶろくは?酒税法を知っておこう!!
こんにちは!
管理人のハルです!
皆さんは梅酒を作ったことはありますか?
我が家でもほぼ毎年漬けています!
以前は全く疑問にも思いませんでしたが、お酒について学んでいるうちに、
なぜ梅酒は良くて、どぶろくはダメなのか?
今回はそんな疑問を解決しようと酒税法について調べてみました!
皆さんも今後のために覚えておきましょう。
少しの暇つぶしにどうぞ!
酒税法とは?
まずは酒税法の概要を調べました。
簡単に言うと、お酒の分類、税率、製造、販売に関しての法律になります。
今回は中でも製造について調べてみます。
酒税法による酒類の定義は、
『アルコール分1%以上の飲料』と定義されています。
つまり、酒類製造免許がない状態でアルコール1%以上のお酒を製造してしまうと酒税法違反となってしまいます。
しかし、自家製梅酒のアルコール度数は余裕でアルコール度数1%を越えていると思います。
なぜ違反とならないのでしょうか?
梅酒はなぜ大丈夫なのか?
梅酒を作る際に使用するお酒はホワイトリカーやブランデーが多いかと思います。
結論から言うと、このホワイトリカーやブランデーはすでに納税されたお酒となります。
また、梅酒を漬けたからといって新たにアルコール度数が上がることもありません。
仮にアルコール度数が1%でも上がってしまったらアウトとなります。
また、漬け込むお酒のアルコール度数も20%以上と規定があるため注意が必要です。
よく使われるホワイトリカーやブランデーはアルコール度数37~40%となりますのでセーフとなります。
上等 梅酒 飲み比べ セット 720ml 4本 母の日 お中元 ギフト [ お酒 退職祝い プレゼント 贈り物 / 送料無料 ] 【本坊酒造 公式通販】
どぶろくはダメ?
ではどぶろくではどうでしょうか?
どぶろくは昔から飲まれている日本酒の一種となります。透き通った清酒とは反対に、濁っているため濁酒や白馬とも呼ばれます。
米と米麹と水を原料に発酵させ、できるお酒で日本の伝統的なお酒となっています。
梅酒が良くてどぶろくが禁止となる理由がここになります。
予め納税されたお酒を元に作る梅酒とは違い、どぶろくは発酵により、アルコール度数が14~17%になります。
つまり、アルコール度数1%以上のお酒となってしまい、違反となってしまうのです。
昔は農家などの家庭でも一般的に製造されていましたが、明治以降に酒税法が制定されてからは自家醸造は禁止となりました。
禁止となった背景には、戦争で酒税が上がり、それに対する醸造業者への救済といった保護策だったとの見解もあります。
現在も多数の酒造で造られています。各酒造による味の違いを楽しみましょう!!
國盛 純米どぶろく 720ml / どぶろく 中埜酒造 お酒 にごり酒 濃厚 甘口
サングリアならどうか?
梅酒と同じ漬け込むお酒としてサングリアはどうでしょうか?
サングリアは赤ワインにレモンやリンゴなど様々なフルーツを漬け込んで作る、ヨーロッパでは一般的に飲まれているお酒になります。
この時点でお分かりかと思います。
そうです、赤ワインに漬け込むのです。
大抵の赤ワインのアルコール度数は20度未満となります。
酒税法により漬け込むお酒の度数は20度以上と決まっているため、たとえ自家製だとしても違反となってしまいます。
どうしても飲みたい場合はグラスなどに注いだ後に蜂蜜やフルーツなど、一杯ごとに付け加えれば違反に当たらないそうです。
念のため、覚えておきましょう!!
【5,000円以上送料無料】ドン シモン サングリア 1500ml
おわりに
今回は酒税法に軽く触れてみました。
気づかないうちに酒税法違反となっている場合もありますので、覚えておいても損はないと思います。
毎日危険な暑さが続いております。
コロナの感染症予防も重要ですが、熱中症にも十分に対策していきましょう!
私はこれに相当助けられています↓↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました!!
それではまた!!